100年時代の人生戦略



2016年、

 

英国のリンダ グラットンアンドリュー スコットによって、


ライフシフト

 

「100年時代の人生戦略」が刊行された。


その論の方向は、



「2050年までに、日本の100歳以上人口は、

 

100万人を突破するみこみだ。」



「2007年に日本で生まれた子どもの半分は、

 

107年以上生きることが予想される。」



という離陸を始めていた。


その衝撃はすごかった。


私の周辺では、


「地獄だ」

 

「地獄の時代の始まりだあ」という声が

 

あちこちであがっていた。







107歳まで生きれば、



仮に60歳定年として、

 

 

「あと47年も生きなければならないんだよ。」



人生80年なら(それでも長すぎるけど)、



定年後は20年がんばれば、

 


 彼の地にいけたんだから。



 


人は、あてもなく


 

何十年もの人生を漂流することはできない。

 


お金もなく希望もなく

 


ただフラフラと生き続けることの地獄。

 


場合によっては、

 

寝たきりで自分で自分をコントロールできないまま

 

何十年も生き続ける無間地獄。

 

人は長生きしたからと言って

 

幸せになれるとは限らない。

 


長生きすることによって

 

年々歳々大きな不幸が大きくなっていくことだって

 

いくらでもあるのだ。





 

上の表を見て、何にも感じない人はいないだろう。


まだ100歳以上人口が、極々少なかった頃の日本。

 

いろんな市町村で、

 

100歳の誕生日を迎えたご老人たちに

 

現金100万円を配ったことを覚えているよね。

 

その後、100歳以上人口の増加に伴って

 

100万円が銀杯に

 

銀杯が銀メッキ杯に

 

銀メッキ杯が

 

「100歳の誕生日を祝す、紙ペラ一枚」に

 

変わっていったんだけどね。



・・・・・・・・・・・・・


老活というけれど


終活というけれど

 

エンディングノートというけれど

 


何を目指して生きればいいの?

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