少子・高齢化社会から少子・高齢社会へ
2050年になると完全な人口逆転現象が訪れる 少子・高齢化社会と少子・高齢社会 現在の日本は、少子・高齢社会です。 これを間違えて、日本は少子高齢化社会だとかいう人がいますが、 少子化社会と少子社会とは違うし 高齢化社会と高齢社会は違うのです。 次の画面を見てください。 この図をみると、高齢化社会→高齢社会→超高齢社会の定義がわかってきます。 日本は、とっくに超高齢社会に突入しているのです。 平成29年度の高齢化率は、 27.3% 。 超高齢社会もとっくに突破。 ( 少し何かが見えてきましたか?実は、この後「多死社会」という社会に入っていくのですが、多死社会については、別の号で考えていきたいと思います。) この表は、「出生数と合計特殊出生率の推移」をあらわしています。 「合計特殊出生率」というのは、 「出産可能とされる15歳から49歳までに産む子どもの数の平均」です。 現在の国の人口を維持するためには、 2.07 の合計特殊出生率が必要だとされています。 2003年には、もう 1.29 になってしまっています。 ウルトラ国家的な大問題ですが、 現在の日本は 特殊出生率の低下に対してどんな具体的で効果的な施策を行っているのでしょうか。 2050年には、日本はどうなっているのでしょう。 上の表は、2016年の表です。 見てのとおり、現在は、高齢者人口27.3% 年少人口12.4% 生産年齢人口60.3% 年齢構成がどんどん逆三角形になってきています。 人口の2050年問題とは、この逆三角形が完成してしまうのです。 本来人口構成は、三角形をしています。 三角形の頂点が高齢者、底辺が年少者になるのです。 しかし、現在の日本の人口構成は、その逆になっているのです。 このことについて、あるブログで次のような明快な表が発表されていましたので、 少し形をかえて掲載させていただきます。 (web上のブログから引用させてもらいました。↑) すごいですね。 詳しい